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 我々の研究室では、物質の示す多彩な性質とそれらの発現機構を、量子力学と統計力学に基づいた現代的な理論手法を駆使して解き明かすことを目的とした研究を行っています。特に興味をもって研究しているのは、固体中を運動する電子が主役を演じる様々な相転移やそれにまつわる新奇な物性です。実際のモノに密接に関わる研究から、これらの多彩な性質に対する統一的で普遍的な理解を得ることが研究の目標です。
 意欲的な学生が当研究室を進学先として志望されることを強く期待しています。研究内容に少しでも興味のある方は研究室を気軽に見学に来てください。電話やe-mailでの問い合わせも歓迎です。
強相関系の理論物質科学 - 新規量子現象の解明と創出
 主な研究対象
  • 物質:強相関電子系 (遷移金属化合物, 希土類化合物, 分子性導体, ...), 表面・界面, ナノ構造, ...
  • 現象:電子相関, 金属絶縁体転移, 磁性, 臨界現象, 量子揺らぎ, 電荷・スピン・軌道の自由度, 幾何学的フラストレーション, スピン液体, トポロジー, 自己組織化, ダイナミクス, ...
 主な研究テーマ
  • 電子のもつ電荷・スピン・軌道の自由度の競合と協調による多彩な現象
  • 電子相関とスピン軌道相互作用の協奏による新しい量子現象
  • 幾何学的フラストレーションや特異なトポロジーがもたらす奇妙な物性
  • 強い揺らぎのもとで現れる高次の自由度・高次の相関, それらに伴う新しい励起構造・ダイナミクス
  • 表面・界面, 乱れが絡んだナノスケールの新しい現象
  • 新しい数値計算アルゴリズムの開発や改良, etc.
 できごと
  • 研究室OBの速水賢さん,小澤遼さんと求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(6/21)
  • 新PDのTroels Bojesenさんの歓迎会を行いました.(6/20)
  • SPICE Workshop Topology Matters(7/25-28, マインツ)において,助教の加藤康之さんがポスター発表を行います.
    • Finite-temperature phase transition to chiral spin liquids in anisotropic hypernonagon Kitaev models, Y. Kato, Y. Kamiya, J. Nasu, and Y. Motome
  • D1のミシェンコピョートル君が,統合物質科学リーダー養成プログラムの長期海外派遣として,ケルン大学のSimon Trebst教授のグループに6/5-7/31の期間滞在して共同研究を行います.
  • 新メンバーとしてポスドクのTroels Arnfred Bojesenさんが加わりました.(6/1)
  • International Conference on Strongly Correlated Electron Systems (SCES 2017)(7/17-21, プラハ)において,M2の奥村駿君が口頭発表を行います.
    • Quantum Monte Carlo study of magnetoresistance in a chiral soliton lattice, S. Okumura, Y. Kato, and Y. Motome
    また,研究室OBの那須譲治さん(東工大理),助教の加藤康之さん,D2の杉田悠介君,D1のミシェンコピョートル君がポスター発表を行います.
    • Thermal transport in the Kitaev model, J. Nasu, J. Yoshitake, and Y. Motome
    • Finite-temperature phase transition to chiral spin liquids in anisotropic hypernonagon Kitaev models, Y. Kato, Y. Kamiya, J. Nasu, and Y. Motome
    • Multiple Dirac cones and topological magnetism in honeycomb-monolayer transition metal trichalcogenides, Y. Sugita, T. Miyake, and Y. Motome
    • Finite-temperature phase transition to the Kitaev spin liquid on a hyperoctagon lattice: a large-scale quantum Monte Carlo study, P. A. Mishchenko, Y. Kato, and Y. Motome
  • M2の奥村駿君,助教の加藤康之さんと求教授の共著論文がJournal of the Physical Society of Japanに出版されました.(5/12)

〒 113-8656 文京区本郷 7-3-1 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
TEL/FAX:03-5841-6817 (内線:26817)

研究室は東京大学本郷キャンパス内の工学部6号館2階にあります (求教授室:225号室)